採用担当者対談

  • 菅野 年彦


    執行役員 土木部長
    菅野 年彦
    (以下、菅)
  • 高階 左千夫


    執行役員 建設本部副本部長
    (兼)建築部長
    高階 左千夫
    (以下、高)
  • 工藤 靖樹


    総務部次長
    工藤 靖樹
    (以下、工)(司会)

テーマ1 – 弊社が求める新入社員像とは

当社社員は、多種多様な工事を経験して培った高い技術力を生かして、難しい工事や災害に果敢に挑戦しています。こうした果敢に挑戦できる人材を求めています。また、同じ職場の仲間が悩んでいる時に助けてあげられる、周辺への配慮や優しさを兼ね備えた学生さんが理想だと考えます。

やはりモノづくりが好きな人、情熱を見持っていることが基本です。それさえあれば、足りないところも補って、りっぱな管理者になれると思います。建物が完成した時、充実感を味わうことはとても大切で、その充実感がリーダーシップやコミュニケーション能力を育んでいきます。

採用活動を実際に行うとモノづくりが好きな学生は多いと思います。
一方でそのための資格が無い等を不安に思う学生も多いと感じますがその辺はどうでしょう?

モノづくりが好きであれば、専門学科を出ていないなど出身校は関係ありません。モノづくりの情熱をあれば、専門知識が無くても会社に入って十分追いついていけます。

逆に当社に合わない人材像は

特にないと思います。ただ、建設業には同じ物件や同じ仕事は無いのでチャレンジ精神がない、例えばルーティーワークの好きなタイプは難しいかもしれません。

現場の管理は突発的なことも起きますし、パターン化されてない部分も多く、時々の判断力が大切です。勿論経験値は必要ですが、そうした場面に即座に対応できる資質が一番大切ではないかと思います。

強い精神力、ことを成し遂げる熱意のある人が欲しいですね。

テーマ2 – 現業部長として就職活動をする学生さんに伝えたいことは

現時点で自分の目標を明確に持っている学生さんは別でしょうが、何となくモノづくりが好きだという中で、会社を選ぼうとすると、やはり名の通った大手企業となるでしょう。ただ、そういう選択よりは中小企業の方が何でも手掛けられるますので、総合力は確実に付くと思います。これは大変プラスの要因です。また、大手企業に比べれば人と人との距離も近いし、他部署との関係も近い。そう考えると会社に貢献するというモチベーションは入社直後から大企業より高いと思います。

菅野 年彦

建設業は汗をかいて日焼けするといイメージが強いでしょう。確かに現場に従事すればそういう側面はありますが、土木の仕事は積算や技術・安全管理、営業と多様で限定されているものではありません。そんな中、就職活動している学生さんには「建築業は工科系でなければならない」という感覚が強いように思います。実際には、いろいろな配属もあるし、また工科系以外の学生さんも現実に採用し働いています。また、国の方策も経験値がそれ程高くなくても、モノづくりを行える態勢整備が進んでおり、総合建築業に興味のある方は、工科系ばかりではなく、性別や学歴にとらわれることなくチャレンジして欲しいと思います。

話は少しそれますが、現業部長としてモノづくりの醍醐味とは何ですか?

特別に難しい工事を施工し、発注者からもユーザーさんからも感謝されその施設を使ってもらうことに尽きます。これか一番です。

高階 左千夫

建築は図面をそのままに施工すればよいというものではありません。これまでの経験を生かして細かい収まり等を設計会社や施主さんと検討し、納得できる建物を作っていく、そしてそれがオーナーさんや施主さんに喜ばれる、またクレームが無い。苦労はありますが、成し遂げた後の充実感、達成感はとても大きいなものがあります。
もう一つ、建物を建てて、足場を解体して全貌を見た時、これは一番興奮します。「出来たあー!!」という感じです。

その通りですね。自分のアイディアで設計を飛び越えたものを作る、自分の考えが物に伝わっている、そこがやりがいだと思います。

テーマ3 – 政府は働き方改革を重点としていますが、現状は?

工藤 靖樹

建設業、とりわけ冬の降雪期、寒冷期の長い北海道を基盤とする私どもにとって、労働時間の短縮はハードルの高い問題です。現状は四週6休(法定休日+2日)の完全実施と、それを進めた完全週休2日制を目指し取組んでいるところです。

お盆、正月は有給休暇取得に取り組んでいますが、現場の状況から消化できない場合も多くあります。そこで、一現場が終わった後、長期で休めるような仕組にしたいと考えています。ただ正直、また休みの取りづらいという意識の問題が残っており、これは早急に払拭しなれければなりません。

上司の率先した姿勢も必要です。過去にそうした上司は何人もいました。

学生さんは休みを意識しています。長期休暇の制度化も必要かもしれませんね。また、技術革新が言われていますが、業界、或いは当社の現状は如何ですが。

ドローンとGPSを活用し工事現場の図面3D化する。それを発注者の図面と照らし合わせ、土量等を比較する。お金はかかりますがこれまでは手作業でしたので飛躍的に効率化しています。

改築現場等で配管等を撮影して現状を確認するような技術はあります。説明会等にも参加して利用方法等検討しています。また、数年前iPadを数台購入し、現在数か所の現場で利用しています。大きな現場や事務所と遠い時等は往復の時間等が省力化されますが、使い方やどの程度の規模の現場に適しているか等検証が必要です。

連絡だけでなく、その場で発注や事象の承認も可能となります。いずれにしても、全社的な管理システムの構築が急がれます。既に、道内業者でも導入済みのところもあり、そうした状況も参考にしながら進めていきます。他社に先駆けて省力化投資を完了することが、3年先、5年先の競争力につながります。時間外労働の短縮はこの先避けて通れませんから。

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